相澤さんの麦稈真田(ばっかんさなだ)づくり

☝※写真は相澤さんからお借りしてます。

私が福祉施設でお年寄りとお話ししていたとき、昔のお仕事についてお話してくださることが多かったです。それは私の祖母も変わりません。昔話で出てくる半分以上はどんなことをしてご飯を食べていたかです。僕たちが年を取った時、若い世代にこのような話を伝えれるようにならないとと少しばかり使命感が湧きます。


さて、祖母や農業をされていた方の多くは、「ばっかんさなだ」という単語をよく口にされていました。私はこの単語を32歳にしてはじめて聞きました。ですから単語を聞いても意味が分からなかったので、詳しく聞いていると、ようよう麦わらを編んでひも状にしたものというイメージが理解できました。生まれてからずっと関わってくれた祖母が83才になって初めて教えてくれたこと。それは貴重な日本の手仕事。


私と同じ時期に笠岡に移住し、金浦に住んでいる相澤さんは、長野県出身。小さい頃から麦わら帽子が大好きで、中学生の時に一度作ったそうです。そのあまりの出来栄えの悪さに腹を立てて捨ててしまったのだとか。


そんな相澤さんは金浦に来て普段の生活からお年寄りと会話してい内に「麦稈真田」を知ったそうです。そう、これは麦わら帽子の材料そのもの。相澤さんも私と同様、移住してからモノづくりの本質に触れたわけです。


イベント当日は、石田製帽さんが真田紐をミシンで編み上げ、帽子を作ります。その横で相澤さんは、金浦のお年寄りから学んだ真田紐の作り方を披露します。


「真田紐づくりってとっても難しいんですよ」

と誇らしげに言う相澤さん。

相澤さんに技術を教えた町のお年寄りはこの姿を見るとさぞ喜ばれるに違いありません。

昔の途絶えつつある手仕事に敬意をもって学ぶ若者の姿。いいですね。

ゆっくり話しながら真田紐を編んでみると、当時の歴史や情景が浮かんでくるかもしれませんね^^

六島ビアフェス2017~六島麦の始まり~

岡山県最南端の離島「六島ーむしまー」で行われるビアフェスのページ。数十年前に途絶えた麦畑の景色を復活させるとともに始まった地ビールプロジェクトの第一章がビアフェスと共に完結を迎えます。六島に新たな産業が誕生するきっかけとなるようにこのイベントを立ち上げました。

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